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身体的夢見の注意と焦点,身体的に見る夢の象徴

2022-11-18: 夢:地下街にて
睡眠まえの時間,どこからか“クロカンブッシュ”というワードは無意味に遇った( 私はそれが菓子ケーキ類の名称だとは憶えていが,どんなものなのか想像できなかった。 )
地下繁華街みたいな(明るい照明の効いた白い印象)所に,ケーキ屋のガラス張りウィンドウ,茶褐色の美味しそうな丸い物などが並んでいた。見たかったが,そのような店には容易に近寄ることができなくて,わたしは歩く人々の向こうにまた眺めたり退いたりしていた。
[ そこは通路というよりはゆったりとしたホールの部分のようでもあった。 ]
(あたかもわたしの振り返りみたかのように,)白い壁際その接地面に向かって少し傾斜の付いたそのタイル張り凹凸と,何色かの平行帯に塗られた屋内テラスみたいな造りが遇った。その高さの半分程はその下に対してこちらに傾斜していたが,色分けの上半分は垂直,その上端は数cm程のわずかな出っ張りだった。わたしは駆けて爪先掛けに(こちらの指先で上端その縁に掴むようにして,)上がった。その片隅には皆寝ているかくたびれたかのような青っぽいブレザー学生服姿の男子たち。その数m程の狭い部分は壁際から縁へと少し下がった変な形で(その縁には直線的な狭い幅の出っ張りが,わずかなストッパーのように付いていたが,手すり無いので)危険だった。わたしは非常階段の扉を見つけて急に下りたが,そこでなにか-気づきかけた。
〔 目が覚めた直後,時刻は19時57分だった。今日の予定として,市立図書館は第三金曜休みなので,私は体調が良くなったらヘイリーやザイグのエリクソン関連本を借りに県図書館へ行けるかと思ってもみたが,またまたちょうど閉館時刻の20時直前に目が覚めたわけだ。昔-昼間夕方の“ 刑事コ×ンボ ”視ないで寝床にいたら‘ 自覚夢 ’が遇ったといったように,代わりの要請やルーティーンといっては,必ずしも適当ではない。 〕
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地下街の散策スペースみたいな所。黒っぽいブレザー学生服姿の女子7人程,なにか真横に並んでいた。その端に近づいてこちらの身体で真っ直ぐいっぺんに潜り抜けてみた。物理的な感覚は遇ったが〔 肉体的な感じは無く, 〕なにもわからなかった。もう一度ためしてみようとしたら,(あたかも対象的な感覚かのように)ひとつめの体に当たった。
[ 前回“ 療養所 ”での終わりに似ている( 2022-10-25:このページ下段;) 連想的にか一瞬の肉感的な感触ではあったのだが,私の本目的ではないので,中断される。 ]
( どこか屋外の印象, )間近に,ショートカット黒髪の中高年婦人ひとりが眼鏡の掛かった顔でこちらに向いているのがみえた。わたしは“ あの,少しお話できませんか? ”と話しかけた。“ お話..? ”
道端かの如く,すぐ左手に安アパートメントの共用入り口みたいな所,その左側の壁に,なにか黒い長方形のボード面〔 私の指で触れてみたが,その材質,プラスティックなのか,なんなのか,不確かだった。 〕
“ 私,明晰夢見の実践というウェブサイトが在りましてね.. ” 私の右手人差し指でその板面に一文字ずつ(ひらがなで)書き順に示そうとしてみた。〔 その黒い板には私の指の跡も見えなかったが,数回“ め ”となぞった処,あたかも埃の付着していた板面かのように,それ次第に私の指-跡が薄く視認できるようになった。 〕
[ “ 元は‘ 夢見の実践 ’といっていたんですが.. ” ]
その婦人は私の右背後に立っていたが眠っているかのように何も解らないか答えられないようであった。
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急に歩きだしてから路面のものに注目がいったかのように(不図,)道路に黒っぽい小石のような物がひとつだけ遇った。わたしは拾い上げてみたが硬い石だと思い込んで指先に掛かったそれ,やや弾力の物だった。しまった,動物の糞,わたしはその手を洗わなければいけない。道路の向こう側に,西洋の流水口みたいな湧き出しの造り一台がみえた。“パブロ”という名称か語が遇った。

〔 そのラストシーンでも( そのまえの場面とは無関係だが, )“小石”みた一瞬に‘ 夢だ ’といった。おはなし語のように“パブロ”と言ったのは,おそらく“ペブルス”という単語が連想されたからだろう。そこから更に(後付けではあったが,)あるペルー人といったイメージ,カルロスカスタネダ(..地面のフンコロガシを見詰める,世界を止める..)“パブリート”というその作中名称への辿りとなった。
しかし,私は?なににも“ 探査しよう ”とは試みなかったのである( -今回も。 )

再び時計にみたら,21時過ぎだった。なんと,最初の“地下街”から,ほんの一時間のあいだだった? 〕

2022-11-08:
身体-感覚注意-意図
感覚的身体と意図的注意

2022-11-01:
-対象にセンシングしない( 自ら反転しない. )
+“対象的”瞬間に,夢だの条件としてみる。

[ 私-自身の“トラウマ的な負荷を及ぼすような(外部的な)こと”といった見方は今後不可能となるだろう。 ]

2022-10-31:
“外的考慮”無しに夢の始まりを見るという例の課題;
“ニシヅカ-レイコです”という名乗りが遇ったが,(それについての-おはなしでは,)ある“お婆さんの知り合い”だと言っていた。[ このような“名称”は内的に記憶-合成または作られたものの場合がある。 ]私の気を取り直して,先の“外的考慮”無しに-の一文に,(自己充満し)と付け足した。
体に少し寒い方が私の意識を保ち易いと思うのだが,寝込んでしまったは能くない。着込んで少し汗ばむくらいが寝起きの具合には良いのだろう。

他の参照点持たない。これだけにできるか。

夢: 見入る子と理性
( 不図,室内側から覗いた )玄関の戸は半分開かれたまま,その外側の造りとともに薄青く映った。こんな夜中朝方-開き放しにするとは? 訝ってみたが,そんな筈は無い,朝方そんなことは無かった( 通常では在り得ない, ) -‘ 夢 ’だ。
..居間の室内,羽虫のようなものが飛んできた。タツノオトシゴみたいな体に,ややゴツゴツとした馬の頭のような奇妙な形。それはゆっくりと旋回するように室内に動いた。私は一方の戸を開いてそれが出ていくまで仕向けようとしたが,それは手前に引き返した。( 気味わるさの為に,慌てて落とそうかスプレーでも吹こうか,そんな動物的な衝動との矛盾したような態応, ) -また‘ 夢 ’だった。

私は起き出した( 体は麻痺しかけたように動きにくかった )が,却って‘ これらすべては夢だ ’という( “ 夢 ”こそ現実だったので,それらは在り得ない- )この焦点こそ本当だと思える。これ以外はすべて眠っているかのようだ。
まえの朝方,私は24時間スーパーマーケットにいて菓子パンの棚付近にやたらと“半額”札の貼られた袋などを手に取ってみた( 私は先ず成分表に“マーガリン-”と記されてあればそれ以上には見ない.. )並べられた食品類を眺めることは栄養みたいで楽しいのだが,私はそこでも‘ 夢だ ’というべきだった。

2022-10-25:
午後,寝床にて,右足の根本から動かそうとこころみた。
( あたかもテレビ番組の世界遺産-遺跡撮影に視ているような, )ある自然な岩壁の水辺に木製の扉が付いていた。幾つかの両扉その上部は円形だった。それらは半ば水に浸かっていて長年固く閉じられたままのように思われた。その扉のひとつにクローズアップしていった。それは低い位置なのかそれの半分以上も水の寄せるのに浸かっていた。その面の両側に四角い小さな窓のような仕切りは遇ったが,見えなかった。それは“牢屋”を想わせた( だれかそこに閉じ込められていたとしたら溺れしんでしまっただろう.. )
私はどこかの小さな室内にいた。正面全部に半透明グラスみたいな仕切り,閉じ込められている? そのグラス越しに少し左側,ひとり男が立ってこちらに覗き込んだ。その左眼の円い部分だけが病気なのか白い( その姿は私-自身の顔を想わせた。 )私は真っ直ぐその面に近づいていってその半透明アクリル板のような薄茶色の仕切りに透過してみた。
その横長の通路か室内には,車いすの老婆や中年男性など何人かの,それぞれただそこにいる“患者”といった様子だった。室内右側の窓際のような所に,テーブル一台,その右側には男性ひとりと,左側にはあの黒い西部劇ガンマンの服装を連想させるハットを着けた女性とが向かい合っていた( そのハットの縁は縫い合わされていないかのような二重の布地だった。 )私は身体ごとその“女”に重なってどういうものなのか見ようとしたが,できなかった。
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〔 その最初の“岩と扉など”の出処は不明だが,あとの連想的な室内場面には私の“遮光”に用いようとしていたプラスティック板や,私の顔面に被うための袋として縫いかけたができなかった,黒い布地という象徴は表れていた。“ガンマン”の格好は一昨夕テレビ放映されていた“荒野の7人”リメイク版の印象からだろう( -昔“ウエストワールド”など,そのような連想的な服装での出演が遇った。 )
遮光と言えば,一昨晩,あるショッピングモールのフロアで女の子たち幾つかの奇異な目線に遇ったのがきっかけで,私は久しぶりにマーケット屋内や街路上ではサングラスを掛けておこうと思いついた( -こちらからの目線という誤解を避ける,反射的な効果。 )実際に小さめのサングラスで路上に視た処,視界とその縁との注意印象に拠り,意識的であり易かった。 〕
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“牢獄”( 左眼-瞳の白い男:病身の私? )身体的に近づき一致してみる( グラス向こうに反転された“夢”の表れへ )→“療養施設”→“若い女”( 身体的確認;取り込まれない性的作用? )

[ 日常的に,“私-自身”?の表れ(こちらのイメージ)に際して‘ 夢だ ’という条件的な気づきは有った。今回上記の“夢”はその場合だったか,若しくは,予め“遺跡風景”との意図的に視ようとする処がそのように働いたのかもしれない( “牢獄”と“室内”との間に繋がりがあったのか無かったのか,あとで想起してみようとしたが,わからなかった。 ) ]

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2022-11-12:
身体感覚,注意意図
身体意図,感覚注意
身体注意,感覚意図