流入する

2020-02-09:
私は自己“ 流入 ”要素すべてに無為といいながら同時に夢見意図を持とうと述べてきた。が.,ある意味などの元素的な扱い無しに私自身それらを無視するだけで良いという,受け流しとやり過ごしの問題が遭った。自己“ 流入 ”要素自体が,既に対象化されているからだ。
-半自動的な外部参照( ここでは‘ 投影 ’と言っていた )わたしのそれ自体をアンカーに利用してみるのもひとつ方法かもしれなかった( それらの相は内的投影である。 )

朝方,私が再び昨日前記のやり方で読書しかけると,あるやんわりとしたエネルギーの線のようななにかが感じられた。わたしはそれが入るままにそうしている。
一頁も読み進まないうちに,私の頭の中に細波のようなあの( 音声にならない )ノイズのような感じが起こった。私はそれに意識を留めている限り睡眠には落ちないだろう。不意に,周辺イメージの類いが消えて無くなる。私は周辺イメージ自体であったものを融かして,自己ラポールであるかのようにひとつになれる。
( これ以前の“ 張り出す ”抵抗というものは労費であった。ここでは‘ おはなし ’という抵抗を持たない.私はイヴェントをやめたのだった,あの‘ 夢 ’の場面に表れた店舗等どれも既にシャッターが下りていたように。 )

( BIVについて,モートンプリンス;)
..( BIVは )少なくともBI及び彼女自身に属するものである限り話したのであるが、サリーの部分についてはなにも語らなかった。最初、彼女の記憶は実に微かなものであったが、順を追って続けさせ、懸命に考えさせると、彼女はその出来事を思い出した。彼女は以前‘ 心を固定する ’やり方を用いる以前は、この冒険のことを想起できなかったのである。この記憶は彼女の健忘とは対照を成しており、逆説的なものに思えた。
.. のちに彼女はそのトリックを告白した。傍目にはものおもいに耽っていると見えたとき、彼女は実際には忘我の状態にあったのである。.. 彼女は自らを精神的な忘我の状態に陥れ,ものおもいに深く沈潜しているひとのように、周囲のことを多少とも忘れているかにみえる。彼女はまっすぐ前の遠くをじっと見詰める。彼女は当時の服装をしたわたしを見、わたしの声を聞き、そしてその場面全体を、彼女がおそらく単なる記憶によって成し得るよりももっと正確に再現できるのである。彼女は忘我に陥っているあいだは喋りかけられても聞くことができない。..( 彼女は )忘我の状態に陥るのを妨げられると思い出すことができなかった。
.. 幻像の現象はビーチャムに実験的にもたらされた水晶幻像とあらゆる点で似ていた。
BIVの場合には、その失われた記憶がBIの精神生活のうちに保持されていたために、わたしたちはその健忘が絶対的なものではなかったことを知っている。だが、BIがBIVの登場ののち再度あらわれなかったと仮定すれば、──それまでの6年間の記憶が永久に抹消されたと結論してもよかったであろうか。この現象は、BIの生活についての記憶が解離されていたに過ぎないこと、また、適切な方法によって再統合され得ることを証明したであろう。原理的に、BIVとBIの健忘はあらゆる点で既に取り上げたヒステリー性の知覚消失と似ており、ただ、多数の群の記憶経験を含む健忘の方が複雑だというに過ぎない。
( ? )

2020-02-10: “ 壁 ”
深夜,右目にみえるようになっているのか,私の見慣れた室内にも視界が働いている。
〔 私は時々朝方そうしていたように,風呂場-浴槽-蓋上に横たわってモーリスプリトン読書と私の意のあれに専念しよう,と。レッグウォーマーが少ない,下肢がちょっと冷える,むしろ私の意をこれらに留めるのにはちょうど良い。私は開くまもなく,眠気のように両目蓋を閉じた。〕
私は室内に振り向いてデスク等の並びや事務用椅子などみた〔 その印象自体は,例に,両目蓋閉じての粒子状に残像みたような,視覚的には弱い印象。そこでは,あたかも私の座席から立ってその室内普段に振り向き見たかのようだった。まったく見馴れない,ある事務室といったような形. 〕その椅子のひとつ,私の両手に持ち上げてその辺なにかに叩き付けてみようとした。私は‘ 案外早く機会が訪れたな。’と思いながら,室外に出てみた。白っぽい古びた階段が折り返しになっていたが〔 そこでは比較的確かな視覚的印象だった, 〕私が下りかけたその途中,そのすぐ下に誰か動いているかのような〔 衣類か靴の擦れたような 〕物音だけが聞こえた。私は上に引き返して( そこにもっとくっきりと視ようと )私の意を働かせた。すると〔 なにも無い,小さな間の一方に壁面が視えたかのように, 〕白っぽい壁の古く傷んだような〔 今思い返してみると,そのほぼ一定間隔に目蓋か唇の開いたような破れなどに半ばめくれていた.その場では私は一度もそのようなたとえとは見なかったが., 〕表面がみえた。私はすぐに私の両手を触れて剥がれかけの表面という感触を私の予想通りにその両掌に覚えた。そして‘ その材質( それ )の何なのかを確認すること. ’という私の課題を実行してみようとしたが,-手段?〔 ‘ これは夢なのだから,物理的なものに囚われるのではなく ’- 〕私は私の両掌をそれに対してその面に少し入れるように動かした( ,私の両手先,特にその右掌の触れている縁に一瞬わずかに暖色光の滲んだようなあかるさが見えた。-だが,わからなかった。)
〔 どのみち“ 触れてみる ”といったなら,私の頭か一体でそれに差し入って‘ 見えるか? ’と試してみれば良かったのだろう。
私はどうやってその面を離れたのか憶い出せない( 私がまえの“ 事務室 ”を出たときの様子もはっきりとは再現できないが,, たぶんその室と階段との間にひとつのスペースが遇って,未だ粒子状の印象として,壁際に一定間隔に少し暗い垂直-帯のような部分等2つと( それらの連結した四角等の中心に, )小さな丸い暗い部分が1個ずつみえた。)
“ 壁 ”と同じように傷んだ様子の,まっすぐな通路が少し奥へと続いていた。その印象では,“ 通路 ”自体のその右側面がこちら視野に向かってやや斜めにみえるという,変わったアングル( もし私が歩きながらその真ん中で視ていたのなら,その視点と角度ではなかっただろう。そう言えば,最初に私が事務机に振り向いて視たのも右回転でだった。)〕
私は途中まで進んだ処で,‘ よし,今はここで,私の意思で目覚めよう! ’と,以前-例のように本当に私の両目蓋をぱっと開くように意図して,その場を止めた。

〔 私が最後に時間表示を視てから,先だ1時間も経っていない。私の右-人差し指にはあの小LEDライトがあり,私の左-親指先にはメモ用ケータイの操作ボタン,その直前時点までのメモ( ‘ 私の右目がみえるようになってきたのか- ’と記した処。この知覚性も‘ 夢 ’発生との予兆だったか。)ところが,‘ 夢 ’最中にはそれらの感覚は無かった。まるで‘ 夢 ’には疑似的な身体感覚以外は無かったとでも言うように? 私は風呂場壁面に私の背を向けて寝たので,あるいは前例‘ 夢 ’にて私の背中を“ コンクリート壁面 ”にロールしながら視界に収めようとした,その記憶が働いたのでは?と思ってもみたが.,今回‘ 夢 ’では同時に肉体との指先等感覚が無かったのだから,これも潜在的に因子として影響するの可能性という以外に無いな,と。
-上記との問題として言えば,衣類や寝具等に依存することの障害である。私は‘ みる ’といったのであって,‘ みられる ’という要請ではない。
-
私の長い第一課題が( 漸く )‘ 夢 ’最中に憶い出されたのはいいが..,ただ以前からの‘ 夢見 ’対応を繰り返してみただけ? そう言えなくも,退き上げがちょっと早過ぎた( なにも確認できなかったのに! ここでは私が恐れに負けたと再度言うべきだろう..。) 〕

追記:体質的なものが関係あるかどうか判らないが,前日私はコーヒーを飲めない( 私は受け付けなくなっている )と気づいた。但し,ここ数日また外気温が下がって冷え込んでいるので( -仮眠時間は長くなっている ),私の体自体が( あるいは神経的に )不必要だといっているのだろうか?とも思う。
私自身,昔何度か“ カフェインが睡眠に影響するかどうか? 私の心因的な掛かりかどうか? ”と述べた。もし常習性との問題であったのなら,コーヒー&カレーに限らなかっただろう。心理的には( コーヒーやカフェインの所為で,と )私が夢見れないまたは夢見れるという思い込みが原因となった場合には,それ自体の問題であった。なぜなら,私はこの数日間レモンティーきび砂糖入りを毎日携帯ポット一本分持っていたからだ( むしろこれには安定していた。)
‘ 逆行的な睡眠と夢 ’という見方でなら,わたしの3才以前との記録かもしれない。 〕

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2020-02-11:
朝方,室内で,私はダウンジャケットやセーターなどを脱いで,両肘ウォーマーとバスタオル一枚だけ巻いて台所に立ってみたが( 不思議に, )大丈夫だった。意外に気温がある? 早朝,昨朝のようには寝れなかったものの,‘ 見るもの ’自体の夢,‘ 自主的うんえい ’こそパワーなり,というひと言であった( 久しぶりに“ パワー ”という語。 )

昼間,図書館にて夢関連の少数な棚とその傍に偶々,“ まわりには聞こえない不思議な声 中高生のための幻声体験ガイド( サンドラエッシャー,マリウスロム:‘ Young People Hearing Voices ’, 2010. )”というタイトルが遇ったので,簡単に参考用に借りてみた。

2020-02-12: 感情的‘ すり替わり ’
帰り道,久しぶりに制服男子たちの拍手笑いや奇声を発するが遇った。私はたまたま彼らが自転車走行にも歩道上のひとたちには気を付けにくいかのような様子とみたので,単に事故安全面との問題だけだった( 例えば,昨年ウーバーイーツ配達便による信号無視や無理な横断ターンなどには私はその運営会社への警告が必然だと思っていたが., )私は常に‘ 知りません ’というだけだ。
自身としての思慮や感情といった場合には( その元-因はおそらく古い環境か別の時期にあり, )あたかも,この場と“ 事 ”みたいに利用されるのである( ‘ 自己対立の問題 ’は早晩無駄となる。もし私が“ かれら ”のことみたいに語ろうとしたらば,それは単に表示上にも‘ わたしの像 ’であった。対応したがる部分が在るなら,先ずその元体験を辿ってみる。)
“ 街路笑い子たち ”に関して理論的に言えば,彼らは実際には自分らが“ 笑われる ”側であり( -例えば,ナチ×のはじまりが,疎外や挫折させられると訴える側であったように, )なんらかの“ おともだち ”といろついては,なにかがいけないというような問題に違いない。
-性的欲求(グループ?)と妨害 :2017-01-29,[ カテゴリー:観念的もの ]
-“ 笑い ”は性-転化か? :2019-04-21 - ,
;2019-2-17 - 〔 カテゴリー:観察 〕
置き換えられた目的? :2019-04-09,

“ まわりには聞こえない不思議な声 ”4章,
マーティンはそろそろ中学校3年生になりますが、中学1年生になったばかりのときに声が聞こえはじめました。声は彼を助けようとするのですが、彼は甘えてはいけないと抵抗しました。すると声が自分の力は強いのだと主張し、マーティンや母親のことをのろま、ごみなどと罵りました。
ピアは中学1年生のときに声が聞こえはじめました。当初からクラスになじめず不安を覚え、自分のことをはみ出し者だと感じていました。クラスに入ると‘ この部屋はもう満員の部屋みたいね ’という声が聞こえました。母親との関係にも問題があり、家庭でホッとすることがありません。緊張感のためにたびたび過呼吸発作に悩んでいましたが、声が聞こえはじめた代わりに、過呼吸発作は治まりました。

マーティンの本心としての“ 甘え ”とその反転,ピアは人気者( あとでその“ クラス ”を拒否しただろう, )というのが私の簡単な見方である。

2020-02-14:
‘ 夢見 ’ができない理由は私の時間が現在または未来に一致していないからだ。
ドンファン-マトゥスの台詞には“ おまえが夢をみているときのその時間と,おまえが選んだ場所についての‘ 夢 ’の時間帯とは一致していなければならない。”というように述べたが( イクストランへのその旅程 13章., )おそらく,それは彼の記憶に基づく想起的な場面と,その類いではない夢見( 真性の )とを見分けようとしたためだろう。私にとって,Cカスタネダのドンファンストーリーは“ ある物事の最も相応しい時 ”という言い方でもあった。
私が言うのは,夢そのものの表れ方ではなくて,私がここに現在していなければ過去に散らばっているような状態には一致が無い,という視点的の問題である。

今一度,中指-薬指-小指と収斂してみている( 体-サイド等から正中に。 )

2020-02-15: 神の夢
結論的に,私は私の焦点を‘ 清澄夢 ’に限るのがベストだと言い( 自他という問題すべて解消に導く, )私の普段視点はただこれのみである。

- 末端身体を流入させる。

帰り道,“ 男と女 ”テーマ音楽のあの間奏的な部分( 私はハーモニーには歌わない., )身体“ 流入 ”させようとすれば,拍車は掛からないのだが,路上夜景が暗く滲んで( 私は乾いていてなにも感じなかった。もし私が過去からの情感や郷愁に浸っていたとしたら,そんな口笛には吹けなかったであろう, )なんでか,光景というよりはミニチュアにみているような印象に変わった。私はもっと両足爪先に近い位置でペダリング,なるべく両踵を上げてみると,回転係数が高くなったよう。
あとで,暗い道路交差点に視上げたかのような( 信号機も無く,閑散とした,あたかも昭和時代の )“ 黒い電線等 ”というイメージも遇った。曲の年代という喚起だろうか? むしろ街路の光景が古かったのであって,私は無関係だった。
そう言えば,何晩か“ アントルメ ”営業中の灯りがみえたようだった( 私は未だ一度もそこでケーキを買ったことが無い, )わたしは今晩も偶々開いているのかと視た。
[ おはなしには,“ ジャイケン ”が通えなかった所だと( ほぼ同時に,“ この辺に軍鶏がいた ”,“ 笠松競馬場のおじいさん ”というワードも。)絵は伴わないが,ワード類は基本的には記憶関連なので,昔その辺りでわたしが人伝に言ったか聞いたかが遇ったのだろう( 象徴化されたワード等? )]
然し,私の頭に曲想を保てるのなら( ‘ 夢 ’のために )ある印象のアンカーとして使えたのに? 

あの音楽(-自動性, 非表示.):2020-08-22

右目で右目をみる( 夢-自覚-記録など ):2020-02-16,