身体と影

2018-10-27:
なにか私が2F分のテラスのような所にいて、そこから半分みえる下のフロアに見下ろしたような形。私の側から白い紙になにかが書かれたような物が幾つもその階下の壁にぴったりと張り着くのがみえた。私は‘ 夢 ’だと気づいていて、私の右手をそちらに向けてそれら紙自体を引き寄せようとしてみた。初めにて紙は動かなかった。私がもっと‘ 意図 ’を強めようとすると、紙たちは動いて私の掌にフラッシュする。
( 私のいるフロアには何人かの者がいたようだったが、私が特定の物に見ようとするあいだにそれらの気配はいなくなった。或いは私は予め張り紙等がこちらから飛んで行ったのをみたのでそれらを‘ 取り戻そう,回収しよう ’としたのだろう。 )-それらの文字等は掲示用というよりはなにか寄せ書きのようであった( 例の如く私は‘ 記憶しよう ’とそれらすべてに読んでみた。 )-
若い黒っぽい服装の女が用事かその部屋に戻ってきたといったようにひとり現れた。きれいな黒髪は後頭に短くまとめられ軽快な印象。( こちらの手に何か黒い部品の外れたような小型の長方形-箱、入れ直そうとしたが合わさらない。女がみえた直後との印象では、こちらの手には別のiフォーン型-携帯端末みたいな単体の物だった。 )
右側から( 見覚え無い )白人年輩の太った男が入り込んできたのを正面にみて咄嗟に私の右掌その男の胸につくようにして止めた。
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〔 その午前中、私は軽いフットワークのあとに‘ 数時間寝てから午後に出掛けるための支度をしよう ’と私のアラームをセットした( 一旦そのアラームの鳴ったあとに延長された )。両足には疲労したように私の感覚が在り、それが‘ 夢見 ’意図との働きかけになったかもしれない。
夢の表現としては面白くないのだが、私が( 寝るまえに )敢えて私の右手を起こそうとしているのが‘ 引き寄せる,押し当てる ’になったようだ。
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そう言えば、その夢よりも先に遭った、別の“ 黒衣の者 ”と私の‘ 掌に回収 ’というイメージが想い起こされた;
○ ある見覚えのある街路その左-片側に( あたかもこちらから交差点に差し掛かった瞬間その視界-左-歩道上にみえたかのように )突然大きな黒いフード付きの長衣姿が横向きに立っているのがみえた。同時にまったくコピーであるかのようにその向こうにも少し離れてもう一体がみえた。私はその一瞬にぎょっとさせられたが、私の掌を向けるようにしてその姿自身を私に‘ 吸い取った。’ 〕
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参照記録: 黒いフードのような影がおそいかかる - 2017-01-27 ( 以下-再収録; )
奇妙な不気味な夢だった。
道端に見えない影のようなものがいてそこに偶然来たようなN〔 私の昔の同窓生 〕を刺して傷つけた。私が戸惑っていると私の背後にK〔 昔の仕事場のアルバイター 〕が来て私の両肩に彼の両手を置いて‘ あれが見えますか? ’とその見えないものに私の視線を向けるようにしながらたずねた。‘ ああ、( あれは )そこにいる ’と私は答えたが、そこからそれがカッターナイフのような物で迫った〔 同時にそれは煙草の火を使おうとするもののようだ 〕。するとこちらの手に大きめの煙草というよりは松明のようにその先端に火の着いたような物があった。咄嗟に私はそれを前面に押し突けた。‘ 見えない影 ’のフードを被っているような半透明にみえる形が浮かんだ。不意に押し突きのこちらから‘ ジュー! ジュー! ジュー! ’という声が挙がった。
〔 私はもう何年もこのような襲うタイプの夢をみなかった。例えば他の“ エヴァンゲリオン ”というアニメにはおそうものとたたかうものとが元来同一であったかのような心理的の面があった。武器持つ者が衝立をするのは自然の事でその逆は有り得ないというわけだった。
‘ フードの者 ’は私には魔導師であった。こちらに‘ ジュー! ’という言葉があったのは、それが魔法のものだったからだ。わたしは以前別の夢で( ある女の子のようなものに )‘ デヴィ! ’と繰り返し言いつけた〔 簡略,2012-04-19 〕。私はその同日記録付記に“ devil ”には元々“ 悪口を言う人 ”の意味があり“ 肉などに辛子や胡椒を沢山付けて調理する ”を言うこともあったようだと書いていた。
私にはこのような悪夢の対処は幼稚な調伏-退治の問題であって、私がそれ自体に‘ 私のなんなのか? ’と問うたりもしなかった。私は‘ フードの者 ’に突き返して直後に私の寝床で‘ どうしてNがやられたのだろう? それとKさんは私にはアルバイト先では陰険なイメージだったのに先程の夢では味方のようだった、なぜだろう? ’と不思議だった。( この夢にはもう1つ‘ 牛乳の紙パック ’というなにかの表示もおそらくそれとともにあったのだが、‘ つきさそうとする者 ’とそれとの関係は見えなかった )。
むしろ陰険さは‘ 見えない ’としてそこにあったから、私自身は他者に疑ったりしない者としてここにいたのだろう。私が疑念を持つとすればそれは私自身のものだった。しかし私は日記等に記した通り感情的ものを否定しようとしたから、きけんな因子は外的な作用とみなされた。 〕

2018-10-28:( 前件-引用との追記;)
“テレパシー”と図書検索してみた処、“ フロイト全集17 ”がその一冊であった。そう言えば、私は夢に関するフロイト氏の論文に“ヒステリー”関連とは別に“ 夢のお告げ( 虫の知らせ )”を云ったような部分を読んだという覚えがあった。私として今必要なのは分析本位ではなく、ひたすら実践だが。
そのフロイト全集に“テレパシー”かどうかを云々するという章が少しばかり。
( 偶々そこに, )あるひとの例に,“ 黒衣の2人 ”という夢が、その母親たちの死を予告したかのようだという一節があった。
私は気味無くなりそうだった。私は昨日付の私のメモには直接書かなかったものの、その夢“ 歩道上に横向きに立っている大きなフード付き黒衣( 顔の見えない )姿 ”に関して、私の心理的質問には,即‘ うちの母( を表している )’と言っていたからだ! 
但し、私はその‘ 黒い姿 ’を私の右手に‘ 吸収 ’したのだった。ということは( 数日気温が下がって、私も鼻を吹いたりしていた )私が‘ うちの母 ’の不調に代わった、といえばラックな言い方だったとも言える。

だが、私の場合、なぜ“そっくりな2つの姿が少し離れた間隔にみえる”だったのだろう? 
“ 顔が表れない ”夢の場合、以前の例では“ あの暗いガラス面の向こうにみえた影 ”が、ある種の象徴だった(または私がそう思い込んだ処の)別の“ 鏡 ”だったという説に紆余する。
( 私は一時期“シルエット”と呼んでいた。私はそのとき‘ 正体を知る ’課題を自ら実行して私の両手で捕まえようとしてその面を突き破り、その手になにかを掴んだのだが、あたかもそれが小さな生き物のように前後にもがいたような動きだった。 )

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2018-10-24:
トーマス-アレン“ Possessed( 憑依された )”の日記等記述( 私は何年間もこれらの原文に読み着けなくて放置していた ),R少年自身がその“ 悪魔 ”の印象やイメージを持っているときには物体移動現象ではなく彼の手でなぐったりしていた、という点に私は注目した。昔グルジェフ氏は“ もし性センターがそれ自体で動けばすごいことが起こる ”と言ったそうだが、そう言えば私も室内にラップ音の類いが発生した瞬間一度も夢-イメージを持ってはいなかったので、むしろ物理的な体だけの場合だった〔 ‘ イメージノート ’現象の節を参照のこと 〕。
こういうわけで、“ ポルターガイスト現象 ”にはそれ相応の何らかのエネルギーが費やされているという推察はコリン-ウィルソンなどにも当然のようにあった。が、私は“ 憑依された ”ダイアリーに於けるR少年と“ 現象 ”等には悪魔性が在るとは思われない( それが精神分析の領域に掛かる問題かどうか? 対象の有る無しや疑似人格との障害など? )。先ず、“ 現象 ”の一面だけを悪意の仕業と見なすのは間違いで、それ自体に対立しようと挑むことは文字通り怪我を増してしまう。
( あの映画化された“ エクソシズム ”そのものが、ある“ お祓いの行為 ”という文脈で、敵対的と見なしてに現象としての表れをパワーと唱えつつ調伏するという前提での、劇画と描かれていた。 )
ある少年らが路上で一方的に私に何かを言い返しても私の側はまったく関知してはいなかったというのと同じことだ( 私は“ 自動的-口真似 ”言葉の類いには感心しないし、受動だけならうちの小鳥にもある。その鳥は私が‘ モモ、寒くないか? ’と訊ねると“ ウン ”と女の子のように応えるときがある。雄だと思われていた。が、つい最近の反応であって、誰もその鳥に直接それを教えてはいない )。私は一時期‘ 警察が必要だ ’という言い分とも私に信じていた。

2018-10-25:
朝方、夢にひとつ面白い光景が遇った。人工的なテラスか散策路のような所々に園芸の植えられてあるのか、と視れば( 夜間公園の一部分のようでもある )。色とりどりの、まちまちの大きさ球体表面にそれぞれの各原色等,均等間隔に突起等が付いているような形。私は特にその真ん中の青い球体をみていた。

私は“ 憑依された ”の日記に読み直しながら、私なりに“ 狭い道を通れ ”というゴスペルの一文の意味合いを考え直していた。そして、秘蹟というものは既存の他から与えられるものではなくて、この身になるべく純粋に私に拠って与えられる( 私には昔‘ 夢見の実践 ’がそのもので、‘ 私 ’と言いつつ、また離れていた )“ 大食漢,大酒飲み ”の酔っ払いが言いかけていた道だ。
( 私はこれを書いているあいだに年輩のシスターのようなイメージを持った。おはなしには“ シスターブレナー ”という名で遇った。その口調は自由自身の私に柔らかく、型通りのお説教には無い、新しい人の肯定的な言い方である。 )

2018-10-29:
- これを生かせる( 伸ばせる )には、消費しないこと。
〔 例えば儀式に用いられるレリック( 聖人の遺物 ) = “ 効能 ” 〕
+ 両足が私の観念的主体とされているのを( 一時的に‘ 骨伸ばし ’効能-物と )反転してみる。

課題: ‘ 夢 ’の目的物を検索する。方法?; 論理的-組成を探して視る。

次週記録に続く;