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読書ノート: 能力研究-(8)?

2019-05-14: 路上のこと ( 安全 )
Sフロイト論文“ あるヒステリー男性における重度片側感覚脱失の観察 ”読む( 全集1 ).その一頁目の言い出しに、まるで幕から裸身を曝け出される“ エレファントマン ”とアンソニーホプキンスの演じた医師との場面が想われた。うちの一家で日曜日に映画館に出掛けたが( 名駅前その路上に暴走族か、白いセダンが走りながらわたしたち歩行者の前に急に回転滑り技をやっていた )当時異例のヒット作に人数が多くてわたしたちは観ないで帰った。あれは1980年の初め頃だったか、今ではあんな人出はあの辺のお正月にも殆んど見掛けられることは無くなった。
その映画がテレビ放映からの翌日だったか、校庭グラウンドの中学生らにその話題が出た時、わたしは( 偶々母との連れで日曜朝にだけ通っていた喫茶店かどこかに置かれてあった週刊紙に )学者に依る“ エレファントマンは、遺伝子の欠損または( 染色体- )異常であろう ”という簡単な説と読んだことが遇ったのをそのまま言った.,すると、同級生Fが“ そんなことは絶対に有り得ない( 遺伝子欠損があればヒトの形ではない )”という先の教員からの言い方に習って私に言い返した。彼は映画劇中の“ 彼は母親の胎内にいたとき象に踏まれて ”というあの見世物興行師の口上を信じていたようだ。
後日、私が自転車でTO_HKの交差点へと進む間に、下校途中の中学生たちと思われる一群が遇った。かれらはなんでか未だに各自に行こうとしないでいつまでも歩道上にぞろぞろしてでもいるみたいだった。私はそのころ無理には歩行者たちに退かさないがあったので、かれらの後ろにいた。その何人かが振り向いて私をみるや( なにか,変な )にやにや笑いと浮かびだした。その何人かは女子だったが、特に顔色のおかしい男子ひとりがその代表であるかのようにみえた。それらが“ 笑い ”をやめようとしなかったので、私は横断歩道を渡ってから自転車を止めて彼らの前に立ち、特にその男子に‘ 何ですか! ’と大声で怒鳴った( その時には本当に心頭にきていた )。彼ら何人かは変な顔色のままだったが、特にその男子ひとりの鬱血したような顔に、私はあの時( 33余年まえの )Fに瓜二つと気味悪くみえて( あとで‘ 君はFの息子ではないかね? ’とあの場に訊ねてみたくなった- )あたかもそこでの彼らの何も言い様の無さに、もっと不可思議だった。( その“ 答えなさ ”という態度、家の近所に来て一々なにか騒ぎたがっていたようなあの少年らの、おこられた時の顔にも似ていた。 )
あくまでも‘ 彼らの原理は? ’が私の問いだったので、私は私のファイルに於ける質問以前には私自身の原理的にそれらをこれらとはおもわなかった。いや、私は単に‘ 投影 ’かゴーストを映しとみたのか、という見方に於ければ、私がこれら一元的に捉えて対処しようことが( 自己として )可能ではあったのだが。

[ 読書メモ ] Nandor Fodor: ポルターガイストと精神分析.
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1. 分離( dis-association ),解離 - 一時的な記憶喪失? 別人格? 抑圧された欲望-フラストレーション( の顕示 )- 破壊.
チェルシー( ポルターガイスト )事件: 隣家との隔て( 壁 )一箇所から音.隣家スレート屋根が取り付けられてから.何か云おうとしているみたいに( 外部者が来るとぴたりと止む ).
聴き耳をたてる女中( 17,以前夢遊病の気あり,その4年まえ13才時にも父親の家で1週間だけ ).
( 備考 ): 少女期の禁欲的環境での心理的ロボトミー( 父親の問題など ).
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F夫人のヒステリー症状( 不安? 虚脱,幻覚,失明,呑気症 ).
同時に2箇所に姿を見せる( 幻想 ),転移性記憶喪失.
- 奇跡を起こした女性としての話題性( 物品-誕生させる ).

2. 暴力性向と被虐性.( 男性に転化する原因 ).大きな円い眼鏡を掛けた男の人が恐かった。
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ウェイレン女史 - 見えない男が通りから家へやってくる.
同居女史“ 虎が逃げ出して来て扉をぶち壊そうとするような音 ”,ウェイレン女史の在宅時のみ.
甲状腺肥大,舞踏病,抜歯した子供: 大きな物音の幻聴? 
鍵穴に差し込まれた鍵 - 消えた物品等,消えたベーコンエッグ -( 性的( 行為 )の代償物? リビドー補償? )

・ 霊媒は印象の源泉を説明することができない? 
アイリーンギャレットの霊“ ウヴァーニ ”に拠る: 霊に“ 記憶の庭 ”を作り与え- そこで霊が生き永らえ- 生前の苦しみを再び味わわせている ( 記憶に生命を与えている ).
活性化される記憶? 
霊媒と‘ 性 ’利用の手順? 性-源との不可分? 

2019-05-19: フロイト論稿“ ヒステリー,ヒステロエピレプシー( 事典項目 )”
──ヒステリー症状を取り除くことのできる方法のなかでとりわけ強調すべきものは、興奮による影響と催眠の暗示である。そのうち催眠の暗示を強調したのは、催眠の暗示はヒステリー性の障害の機制を直接的に指し示し、心的な作用以外の作用を起こす疑いが無いからである。ヒステリー症状が遷移する場合、幾つかの奇妙な事態が生じる。‘ 知覚源の ’作用を通じて感覚脱失、麻痺、拘縮、振戦などが身体の反対側の、それと対称な位置へと移されること( 移動 )がある。このとき元々症状のあった場所は正常になる。このようにヒステリーでは対称の関係が示されるのだが、この関係は因みに言えば、生理学上の状態に於いても示唆的な仕方で大切な役割を演じている。そもそもこの神経症はなにか新しいものを創り出すことは無く、ただ生理学上の関係を発展させ、それを誇張して表現するだけなのである。ヒステリーという病気の更なる極めて重要な特徴は、この病気が決して神経システムの解剖学的条件をそのまま写し取っているのではないということである。ヒステリーは、それを学ぶまえの私たち自身と全く同じように、神経システムの構造について無知であると言われている。

先の“ しょこたん 顔パンパン ”効果に言えば、その効果範囲が在ったという実際的の強みでもあるのだ。( もしその“ 美容 ”効果が昨今俗信とされるサプリメント類に云われているように“ その成分は体内に直接吸収されません ”と既知されている被験者には、ぜんぜん無為かもしれない. )若かし、ここには未だ‘ 栄養自体 ’という自主的の可能性も残されている。

・ 成功予感(-的身体。)

( フロイト論稿-続き )-
男性のヒステリーはなんらかの重い病気という見かけをとる。その産出される症状は通常治りづらい頑固な性質を持つ。この病気は、男性の場合、職業上の妨げになるというかなり重大な意味を持つので、臨床上の重要性も女性に比べ大きい。──個々のヒステリー症状( 拘縮や麻痺など )の経過については非常に特徴的なことがある。ある一群のケースでは、個々の症状は非常に素早く自発的に消え去り、他の症状に取って代わり、それもまた一過性であったりする。また別の一群では、すべての症状が非常にしつこく持続する。拘縮や麻痺はしばしば数年に及ぶが、そののち思いもかけず突然消滅してしまう。ヒステリー性の障害は一般に、ここからここまでが治りここからここまでが治らないという境界を持たない。数年間の中断の後、こういった機能の障害が直ちに完全に旧に復するのもヒステリーの特徴である。しかしヒステリー性障害が発現するためには、しばしば、その誘発因子が無意識において作用し続ける一種の潜在期、より正確には一種の潜伏期が必要となる。例えばヒステリー性の麻痺が外傷の直後に生じるということは先ず有り得ない。例えば鉄道の事故に見舞われた人々は、誰もがその外傷直後は動くことができ、一見何事も無く帰宅できるのだが、数日後あるいは数週間後に初めて‘ 脊髄震盪 ’と想定されている症状が現れるのである。また、突然に生じる治癒もそれが完全なものになるまで大抵数日間を要する。すべてのケースで確認されていることだが、ヒステリーは決して──それがどんなに危機的に見える症状であったとしても──重大な生命の危険の原因とはならない。また精神の完全な明晰性、なにか途方も無い仕事すらやり遂げる能力といったものも極めて長期に亘るヒステリーで保たれるのである。

2019-05-23:“ まる ”?
昨夕も“ 危ない ”という口癖があちらこちらに別個に聞かれた。これは私自身の問題とは無関係で、むしろ,私に説明できないオバサン側と同じだ。おそらく自分自身が危ないと( あくまでも個々当人として )言ったのだろうが、私が常に潜在下の問題を表層に明らかにしようとしている上( ‘ 夢見の実践 ’のために ),‘ 外在化現象 ’という意味合いにはできない。
昨年からの冬の一時期に、路上で年輩2人組が変にいやらしい笑い素振りをしたり、“ まる ”という言葉を使ったり、あの古い拍手をしたりということが遇った( もしラテン語源の“ mal- ”なら悪いという意味だが、私は知らなかったし、そのご婦人たちに酔っぱらいか空買い元があったのなら、それはそのひとたち自身のものだ )。

〔 特に私に“ 嫌がらせ ”が集中したことの原因を辿るに当たって、例えば日本ではマラソンの高橋尚子さんに長らく変妙な俗称がまかり通っていたという現象に関して、研究は必須である( 心理学的,社会的に )。私は“ 差別的マーキングの関与 ”説を一に挙げてみたい。逆にみればそれは“ 私物化( 要請の )アイドル論理 ”かもしれない。 〕
私が示せる処方として、敢えてその“ オバサンら ”という心的外象に対するようにして、( それ自身の )‘ 夢見の実践と御検証ください ’と印象づけてみる。

2019-06-02: “ サー ”の論理
私が図書館で調べものの最中に,“ 父がその家の傍で交通事故に遭った ”という妙なうわさが遇った。私はそれには確認できなかった。自身のなにか翻訳だとしても、その時点での私にはそのような状況-条件が見当たらなかった。私の不安? 私の自転車走行には取り敢えず安全と注記-意図だけでいい。
昨夕その私の帰り道( 市役所交差点から東に抜ける途中,)病院前との路面に烏2羽が,なにか2人模倣しているかのように、その一羽が“ グワグワグワ~ ”と声でいっているのをもう一羽が近づいてなにか言うような素振りとみえた。いわゆる“街カラス”の語源? 私が通り過ぎて直後、自転車の私の頭-背後を掠めるように黒一羽が前方に飛んだ。私には初めてのことで( そう言えば、昔テレビ番組に、そのように通行者たちが不意に死角からパッシングされるという、よく似た場面が度々遇った,)どこかでなにかにふれられたのか、わからなかった。
そのあと、私がイオンK店にて買い物して出ようとしたとき、横-通路から男子2人が笑いながら歩いてきて.,“あ”というひと言を繰り返し発しながらそれにまたなにか自分たちで言いながら受けていた。私はそれには例の引っ掛かるような匂い気配にはならなかった( 最近の女子2人歩きたちも,私が今更あの以前のような苦に懸けてはいないとわかるだろう )。
そう言えば、去年まだ路上の私に一々目線や声を向けたりするような若い不良が遇った頃、私がオ×シス21から旧テレビ塔に近いその西北角に歩き出たところ,スケートボード持ちの男子2人が反対に歩き来た。彼らは私に向かって“あ-”“あ-”とわざとらしくそれぞれ声に出した。わからないが、それはそれきりだった。あるいは彼らは逆に私に関して口癖を使うようなだれか他の側を指摘していたのかもしれない。しかし( 私は広場に紫のシャツを着たり鞭打たれたりするようなことはもう無かった )。
そのあと、あのカラスたちについては私がちょっと強めのエアーガンを使えばいつでもためらわずに一発必中-駆除はできる、と[ 最近,鳥獣保護管理法で勝手な捕獲や駆除は違法という。]?だが、その“ ハンター ”も動物自身の伝染かもしれない。( “ カラスの死骸は見つからない ”という都市伝説は違う。私は一度だけTH通1に近い川沿い道路際に烏の死体をみたことが遇ったし、H小路-Aの交差点では昼間に一羽が横断歩道傍-渋滞道路上になぜだかふらついていたのか、うろうろしていて自動車に轢かれたのが偶然目撃された。 )
“あ”と言えば、あの震災児童文集( 私が12年頃-“ 関東大震災と朝鮮人虐殺 ”に関して懸案ファイル化した件で ).,ある女の子の作文にてその母親への当時台詞として“ あ、~ですよ、お母さん。 ”で始まる言い出しが遇った( 今その写しを私の前デスクトップに探してみたが、どこに置いたのかそれだけが見つからない。NHKも85年迄あれだけは堂々番組化できなかったようだ。私はこのまえ昔“ 華氏451 ”での消えた少年と風呂敷包みという絵に関連的に言ったまでだった )。
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今日午後、私が玄関に出ようとするとちょうど不意に“カー”という鳴き声が。電線に一羽が止まった。昨夕のあれと関係が? 私には“ オーメン ”は映画だけの話で、カラスがどこかの使い魔に操られて急に私につきまとったりするというようなことは、私の身には憶え無い。私は昨夜のうちにスリングショットがあればああいう害鳥くらいなら打ち落とせるだろうかと一度想像に遇ったが、私は考えないでいつも通りに図書館に向かった。
〔 追記: 2日後( 午前 )2:38頃、しんとしていたが、道路向こう側の家-上辺りに突然烏の鳴き声が起きて、私の寝床に聴こえた。その音は“カーカー”いいながら反対方向へと離れた。 〕

昨夕途中までだった“ ヒアルロン酸 乳酸菌 ”というワードで検索.,“ 経口摂取ヒアルロン酸の吸収( 木村守 )”,“ コラーゲンの作られ方( 資生堂,イメージ写真の青色がいい按配で久しぶりに私の眼は作品的に癒された )”メモってみた。“ 皮膚中では1日に約半分のヒアルロン酸が分解され、新しく生み出されている ”-? 

+ 仮に内部に“ 子 ”を持つなら、自動的外部に“ 親 ”が設定される-‘ 私 ’以外不必要である。余分なものは一切消却さる。