小偶然

2017-10-03:
・“ 今これが夢かどうかどうしてわかるんだ? ”の問いを日常語としてみる。

2017-10-04:
私の‘ ~しよう ’意が弱いのだろう、午後も‘ 夢見 ’にはならなかった。

最後の外的ルート,“ 幽霊 ”:
本山交差点_八事交差点-間で( 夜間 )毎回うろつきからなにかいわれるのが嫌だったということもあり、私の落ち着きのために鎮静化してはいたものの、私はなるべく無関心だけにした。特に変だったのは爆笑しながら拍手するというひとつおぼえのような振りの者たちだったが、最近までその残りか写しのように、私の通りかかりに歩道側からお喋り途中にわざとらしく笑い声を発したり両手を打つ音をたてる女子がいた。
( 私のおはなしではその拍手は他のオバサンからの癖で、なんの間違いか私や私のような味方-何人かにも向けられていたという。そのオバサン本体または偽ものは先月の晩,山手通4ちょうど私の前に何気無さそうにひとり横断した。しかし私は無視してそのちょうど東側の暗い場所から彼女が歩いてきたのと不思議に‘ ──あのへんに引っ越したのだろうか? ’。私が彼女と最後に会ったのは10年前で、昨年もまったく偶然に私が北図書館従業員へのクレーム書きを置きに久しぶりにその出入口前に来た処に彼女にそっくりだが幾分やせた婦人が歩いて入って来たところちょうどその自転車置き場のステンレス製ガードに猫一匹がストラップで繋がれてあったのを例のように声を掛けながら撫でようとした。その場所に猫が繋がれているのも私はその数年内に初めて視たし、彼女は猫好きだったが図書館には通わないタイプだったから、そこに同時に居合わせるというのがどんなに確率を無視したような偶然だったか、私からみれば彼女の側はしらなかったに違いない。私は私の当日付-日記に“ 珍しい偶然があった ”とだけ書いて、そのときにはこれを言わなかった )。
私にはたしかに夜道でのそれらはどれも違いの無い“ 幽霊 ”だった。仮にそれら自身が誰かの“ 拍動 ”に乗るだけなら私には無意味・無価値だ。彼らが“ 幽霊 ”のために最も価値の高い個人性と人生を犠牲にしただけだ。
もう二度とこんな余計事を書かなくても良いように、私は誰も知らなくても‘ 夢見の実践 ’の私として生きよう。

・( できるまで )ねむらないでここに注意する。

2017-10-05:
○ ( 一瞬イメージ ): ひとつ石の室,その床からの支えと円盤の縁-内側に水受け盤のように凹んだ曲面がみえる。

午後、‘ 夢見 ’無いままに私はいつものように出掛ける用意をしたが、どうも調整が付かない。私は昨日そうしたように私の頭-両側に安全カミソリを引いた。私には少し落ち着き無く時間を気にしながらやった所為で、前頭側から右へと一度勢いで剃り上げようとした際に( 滅多に無かったことに )血がだらりと垂れる程に削いでしまった。一見なにも皮膚に引っ掛かりも無い部分だったのに( 私は右-後頭部表面にだけオデキみたいな凸が3つ程あるのを気にしていた。私はむしろその部分に剃りにくかったので滅多に神剃りなど充てなかった )、どうした? “ ハリー・ポッター ”のジグザグじゃない、怪我した“ タイタニック ”? 
ちょっとびっくりしたからか、直後( 例のように、こめかみに固さがあったものの )右目側が開いたようだった。この“ 怪我 ”がこの右側の凝ったような痛みのような感覚と無関係ではないかもしれない( この場合“ 慌て ”というのは表面的な理由だけで、あるいは原因自体? )。

2017-10-06:
・茫としながら‘ 夢だ ’と言い続ける( なにも留めない )。

前日付“ 偶然 ”記録について更正し直したあと、暗い室内に私の両目蓋を閉じると( どうしてか )昔ランプ点滅装置-使用時のようにあたかも振動する光の残像が起こったかのようなちらつきがあった。これは脳自体のなにかか、先程の記録と心理的に作用しているかもしれない。私がこれ以前に毎度暗い室内にケータイ画面を視ていてもこんなに振動みたいな残像は無かった。私は試しに今こうして画面に文字等を打ってもう一度私の両目蓋を閉じてみたのだが、案の定なんとも無かった。〔 一定時間以上その画面に打ち込もうとしていると起こるようだ 〕。
そう言えば、前日昼間,昔私が一時期に“ 明滅パルス式-脳波誘導装置 ”に使っていたのが脈絡無しに想いだされた。
今一旦ケータイ閉じて再び暗がりだけに診ようとした処、やはり左右交互に連続的な振動-残像みたいだ。

寝入り端( 私の頭右側-例の傷に近い痛みに‘ 診よう ’としたあと、不意に ),自転車上の夜間視界に視たかのようにその前輪傍にライトが点いているという絵と視た処で、そのライト自体が左右に向けられたみたいにその光だけが動いて照らした。私は例の‘ 2回フラッシュ ’の一種かと想起したが、私の自転車に因る( “ 動かそう ”という意図がそれ自体としてみえたかのような )言い方がそこにあったという点で、やや自主性が関連しているのかと思う。
そう言えば、以前の夢場面のひとつで、暗い夜景の中に私の手に携帯ライト点灯した処から次第に明晰夢でのような‘ 注目 ’が発生し始めたという場合があった。

2017-10-07:
○ “ スターウォーズ ”デススター溝のようなものが前方に、今度のそれは凹凸も無く両側にもっと高く重厚に迫り上がるような暗い面。その更にずっと向こうから黒い影のようなものが( その縁周りにわずかに微光を帯びて )立ち昇るというよりは巨大に膨らみつつ、“ ダーク…( 機械-加工されたような男声 )”という発音が引き延ばされる。
このイメージ直前には、私がジェット戦闘機を想わせるようなプラモデルに組み立てかけた処で( 居間に )なぜだか父が代わりにそれをやりはじめたが私が視ているのに気付いて途端にそれを放り出した。私は灯りがあるのでそのモデルに組み込めばその尾翼と機体下部-前方に照らすようなリアルなものにできると思った。
〔 あとの“ 大きな両壁とダーク・エナジー ”シーン、そのまえのそれ( 機体モデル内部からの光 )と応対するということでなら、ここでは光のもの同士の対峙は在り得ないのだろう。映画といえば、“ 溝 ”面は“ デューン ”に観たような像だ。ある種の猿のようにプラモデルを放り投げたのは実は父ではなく私それだったのだろう。前夜,私は昔父がうちにゼロ戦のような型の少し大きめのプラモデルを組み立てかけたことがあったのだが私にはそれを殆んど触らせなかったのと憶い出した。のちに一時期私はアメリカ軍のF-16などの曲面に面白がったりしていた( 性能 ) 〕。

2017-10-08:
・同時に複数の‘ ~しよう ’と覚えておけるか。
私はひとつのものと向き合うと他のなにかを同時に‘ みる ’ができない。私は例えば六面体キューブにも未だ3面よりも多くの次元とひとつに視るのは難しい、睡眠のオートにも毎回‘ 夢 ’と見るのには障害がある。
私が未だにどんな夢状態すべてにも私の完璧に起きるができないのは、例えば当たり前の光景等には‘ 視認しよう ’という要求にもならないという慣れや無関心なので( 私として‘ 夢 ’と診るには先ずそこに注目とするような条件が必要だ )値する点が発生しなければ無理だ。それで私は私がどんな状態にあろうと外界に対してではなく常に私に‘ 夢だ ’というだけにする、という私のための案と実践化であると述べた。従っては提起もしない( 猫に猫戯らしの最中に覚醒的ななにかと条件付けできるか? あるいは‘ 夢 ’とかえせるか? )。先ず問題は“ 夢の光景 ”ではなく‘ 私 ’問えるか。これからだ。

夜中,黒い皮かプラスティック背表紙の本みたいなものが浮かび-みえたが、私が起きていようとしたからか、繰り返された。

私の両掌を上下にそっとセキセイインコを( 飛び出さないようにと )囲いながら籠の中の大きめの鳥と対面させようとしていた。
私がまえに“ 猫戯らし ”のたとえと書いたことに思えば( これ夢だとは思わなかったという点で )おかしい。しかしこのような日常的記憶を想わせるような夢の面にも( 私の‘ うごかそう ’意と条件化ができるように )ヴァージョン化できよう。

2017-10-09:
白い顔,女の子,黒髪。このイメージはこのまえの‘ 少女の顔 ’のようにもう一度あらわれたが、ややイラストレーションに描かれたもののように特徴無く、猫みたい。それがみえる度に“ 人形 ”という言葉があった。
〔 まえの記録での“ 猫 ”という語に応じた? しかし“ 戯れごと ”にはしないという点では、斜め向きの顔は‘ 外面的無関心 ’という象徴だったのだろう 〕。