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跳ねる靄|磁器と粘土

2017-10-09:
( 私が‘ 夢に視た ’と思い込んでいる青い外観の小店舗。幾つかの四角い窓のような部分と入り口は隔て無く開いていた )。私は‘ これは存在する場所だったのか ’と思いながらその中に踏み入れてみた。幾つかの展示台等に大きな白磁がひとつずつ置かれていたが、描かれていたのはどれもへたな子供の絵のようだった。私服-店員のような数人も振り向いては黙っていた。私はすぐに出た。

( 大きい街の駅前か昔デパートメント・ストアー入り口でのように人数が多くその屋内-階段状-通路に途切れ無く下りてくる。若い婦人たちの何人かが私の方をみて笑い声を上げたようだった )。私は階段下に私の自転車が半分だけフロアーに出たように停められてあるのをみてそれに乗った。
私は住宅街-団地に在るような小さく右に左に迂回させるかのような誘導通路みたいな所に私の自転車で乗り入れた。待合室のような囲われた空間に、( 包装されたクッキーかなにかのプラスティック・パックを想わせるような )クリーム・ベージュの袋がひとつあった。その袋には‘ 見覚え ’があった。
〔 あとでもう一度その‘ 袋 ’と同じ型のものだけが縦にみえてそれがその底に近い部分だけ赤色だった。その赤がチェック柄のキルトと想わせた。
その袋とみて私には‘ まえの夢でみたもの ’だと覚えがあった。私は計3回みたのだが、最初のひとつには不明。あたかも‘ 夢 ’にみたといって(直後-その別の場面にありながら)覚醒してはいなかった,あるパターンだった 〕。

夜,あのセキセイインコ・イメージなんだったのかと今一度それ自体に‘ 視る ’ように視ようとした[- 2017-10-08:私の両掌を上下にそっとセキセイインコを( 飛び出さないようにと )囲いながら籠の中の大きめの鳥と対面させようとしていた。].. その鳥というイメージに変わり(代わり-)クレイの乾いたものみたいな水滴型( 頭が丸く後ろ細りの )だった。私にはそれは以前私が“ 体外離脱体験 ”しようとしたが室内に起き上がれなくて無理に私の両目を開いてみたらその室内片隅に“ のっぺらぼう ”!ときの印象と似てはいた。私は最近も私が‘ イメージに視よう ’とする度にそのような像が在ったので、あの‘ 夢に表れた白い素材 ’のような可塑性のものだろうかと思ってはいた。
〔 私は先日偶々インターネットで最新映画予告編ビデオと称して“ IT( イット )”いう古いタイトルどんなんかと視た。昔ビデオ“ IT ”には、ある排水口からコマ撮りクレイアニメみたいに“ お道化 ”が出てくるという絵があった。私が連想したのはそのシーンと、満月に浮かび上がるその顔というおなじみの画面イメージだった 〕。
そういえば、私が先週書いたような‘ 石の室 ’イメージ( それ自体の材質に拠りその床からの円い盤が噴水栓というよりは受け型まんなかに穴と化した )は、あの地下槽みたいな印象に象徴的変形が加えられたのようでもあった。しかし、その形態は( あたかもその観念-身体的な )その機能-象徴だとしても、その‘ 石 ’という硬い材質っぽさには不明だった。

2017-10-10: 
寝入り端まえ,道路上の直進方向に左から右へと素早く走る白い霧か靄のような( 馬のような生き物っぽい )動き。あの‘ 道路イメージ ’と違う点は、あたかも横断歩道側の視点で視たかのようにその道路面が左右に180度だった。寝入り端に同じように左から右へと素早く動く靄みたいなものはその前夜かそのまえにもみられた( 私は時折のそのような表れには‘ 白い影 ’と言っていた )。今度のそれも一瞬で視覚的な像というには弱かったが、予め“ 道路と横断歩道-標示 ”がみえたという例外があった。

・停まってなにもしていなくても‘ これは夢 ’という。寝床では体が余り動かないので、うんどう最中での条件付けよりも効果的。

・目の前の‘ 網 ’とみる( 光景そのものに捉えない )。
今夜私は坂道に上る途中( 私の視界に寝入り端によくみえたような )粒子状ノイズみたいな動きをみた。私は決して対象的に光景に視るのではなく、私自身のその‘ 網 ’にみていよう( ‘ 夢 ’に意図しよう )とした。私は無理には動かなかった。

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2017-10-11:
○ 私は‘ 明日の時間に先行予見してみよう ’,すると縦に蛇行-形にヘビの輪郭か両手付きのトカゲの絵が一瞬みえた。

・すべての観念的ものをやめる。‘ 夢見-実践 ’だけを意する。

2017-10-12:
・‘ 私 ’先生( もし私に非同一のグループが在るなら私は私が先生であると全員に納得させなければいけない )。

2017-10-13:
私の中に言い逆らいという対立が在るうちは起こらない。喚くだけの子供ではなにもできないように、集中・再起できなければ駄目だ。

○ 〔 夢に対しての覚醒が無かったという点では非-明晰夢だが、久しぶりに純粋に夢っぽい合成等とみられるようなイメージが在ったので、記録する 〕。
夜景,暗い街の一方に見たようにその視界左端にやや緑色がかった惑星のような球体上部が見える( その左半分なにか建物に遮られているのかみえない )。その表面に頭蓋骨部分みたいに想わせるような凸凹があった。その視界の真ん中( 真っ黒い夜空 )になにか渦巻き星雲みたいな白っぽいものがあるのかと視ると、その静止している渦巻きのような形には幾つか人工的な窓等が( 夜アパートメントか団地正面にみたような,個々にその灯りなどの様子は少しずつ違うがどれも均一の大きさで、しかし建物の構造というよりは窓等だけがそれに沿って半ば一緒になりかけたよう )点々とみえた。私の左背後に〔 昔子供用の遊び場でみたような白っぽいコンクリート製ベンチに 〕ショートヘアーに普段着の婦人ひとりが掛けていてうつむきがちに私になにか言いたそうでもあった。私は私の視界左端にその姿を視ながらも黙って背きがちに離れようとした。
〔 “ 惑星 ”のイメージは、私が昨晩“ プシケ ”と呼ばれる金属天体と目される小惑星に関してのテレビ番組を視たのが影響したのだろう。しかし( 私はギリシア神話の“ プシュケ ”には知らないし、夢の場にみえた“ 女性 ”を離れようとしたという点では )“ 骸骨 ”のような特徴は緑っぽいけれども色気を持たないという私の象徴だった。あとで自転車最中に私は夜景に古いアパートメントなどを一瞬みた。その点灯窓等はそれぞれ青っぽくみえたり暖色っぽかったりと微妙に違いがある( 案外,点灯していないようにみえる窓数が多かったのに私はまるで察しもしなかった )〕。