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偶像と観念

2017-10-18:
例のようにケータイ画面に視ていたあと、その残像が“ ドア ”のようにみえる。これを利用して“ ドア ”のイメージにしてみよう。

2017-10-19:
今朝の夢は思索的な途頃ところだった。
白っぽい塗り壁の町裏通りのような少し陰に目立たない所〔 その光景自体にはどこそこの国という表示は無かったが、なにか“ フランス ”と言った 〕。若い軽装の男などが独り歩きしている。( 壁際に階段というよりは半分だけ斜面に出ていて、その上になにかある )上がってみると、一見簡素で清潔そうな室内にブティック体裁で書店のようなスペース。しかしそこに並んでいるのはどれもP-グラフィーの類いだった。出ようとするとその傍に女子店員がいたがわたしは間違ったとつい笑ってしまった。
次の部屋には何人もいて、ビジネススーツ姿の男たちがその床に各々トランク型ケース等それらの中身( どれも封筒等の重なり )ひとつずつ調べているよう。わたしはそれがまえの場面( まえの夢 )からの続きだと気付いた〔 あとでそれ以前については憶い出そうとして想い出せなかったが、私はこの場面には‘ ある“ 入れ子 ”の元を調査する ’という意味で重要と考えた。
私として路地に歩くことには偽とは言えない( 壁際に斜面としてみえた部分は私が実際にカッパドキア遺跡等のひとつに視たときのイメージが基かもしれない )、そこには‘ これは夢だ ’という意見が伴わなかった。( あたかも台所のガスコンロ器具前に“ 火の用心 ”という札を視ながら‘ 私がもしこれを夢だと注意してみたら… ’と言ったが一瞬、まさにその夢だと気付いていなかった、というように。その瞬間それは‘ もし… ’のままだったので、計算に‘ これは夢で、私は視ている ’という式にも成らなかった。今この構文に何が足りなくて必要なのかは明らかである )。
しかし私は自らP-書店に入ったとは思わなかったし関心も無かった。むしろ奥の部屋にケース等を開いて視ている者たちに好い印象だった( それら封筒等はひとつも開けられてはいなかったが )。その捜索しようという態度が想わせたのだろうか。
こう問うことは、“ 宇宙の発生原因は? ”と言う程に難しい 〕。

私は今夜も自転車うんどうにはしなかった。路上にはまだ急に笑い声を上げる女の子のような者たちがあったが、
・私は私が外部に対して加害者であるよりも( 私自身が知らない理由で再び“ 集団-嫌がらせ ”に晒されても )私自身のためには被害者の方がずっと楽で良い。被害者は傷つけないから、負うことも無い。私はだれにも押しつけや無理強いなどしなかった。

・‘ これが私の体 ’かどうか確かめる。

2017-10-20:
午前3時まえ,( ‘ これは私の体 ’と一致しかけた処,直後 )“ 寺の鐘 ”突かれた音小さくひとつだけ遇った。階下のテレビ音声だろうかと物理的原因かと思ってはみたが、最初のその印象では私の頭-中心に聞こえたようだった。

ひと部屋だけの新聞店かなにかの作業所のような中に60才代くらいの( 夫婦ではないが一緒に働いているといったような )2人と他の従業員たち。そこに元従業員からなのか葉書のような物が置かれてあったが,彼の海外旅行先で綴られたもののよう。
外通りに出歩いてみたかのように、すっきりして何も無さそうな,市街の一方に市庁舎を想わせるような建物がひとつ、〔 明るさは無かったが 〕その向こうにだけ“ 青空 ”が鮮やかにみえるという奇妙な印象だった。わたしは‘ 夢 ’と確かめるために,ちょうどそこに通りかかった小さなワゴン車タイプ( クリーム・ホワイト )天板に張り付いた。その後続に小さな後部コンテナ付きの車が( “ カルピス ”名称と緑・ピンク波形の塗装 )みえた。車体は気付いたのか路肩に停まった。
先程の作業所前,路上に若い男ひとりが倒れかかったようにいて( 黒い服装上下 )、年輩の作業員たちがその様子を見に出てきたといったところ。彼はあの葉書の差出人なのか、そこに同時に“ 窪田 ”と苗字のようにペン書きされた面があった。わたしは‘ あなたクボタさんいうのか? ’と繰り返し訊ねた。その作業場の向こう側に別の若い男が( 長めの長髪,黒い両まなこ,黒ずくめ )見に来たのか,他の者たちの間に立っていたがこちらには目を向けなかった。
:〔 ‘ 車両に掴まる ’というのは本当に馬鹿げた偶然だ。昔,私が‘ 体外離脱 ’夢にて私の室内から路地に降りた処に‘ 黒い大型自動車が前面ライト等点灯で ’走り来た。私は動かないで試した( わずかに衝突のようなショックがあった )。比較-類推するなら今度のこれらは表現的にはこれとは反対だ。私が前日念頭に記した‘ これが私の体かどうか確かめる ’が文字通りだったという見方ではある。‘ 市庁舎 ’の四角いタワーのような外観も私自身のそれなのだろうが、私は見詰めなかった。私は‘ 見よう ’とはしなかった。
わたしの‘ 夢 ’への確認は、またもや既存の物に依拠したかのように表面的だった。以前外界への対処同然に、私は私自身に一々‘ その意味 ’と問うたりはしなかった 〕。

・私のすべて概念的に私自身と定義する。
・‘ 夢だと気付こう ’意識,( 先生、これは夢です )。
・明晰夢( 表現 )とみる。

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‘ 子たち ’をわらわせていた、私の‘ おかあさん側( の匂い )’はついに発効停止した。‘ 癒着 ’は解消されなければならない。
今の私には両足自体ができつつある。これは明晰夢自体にも繋がっていくだろう。

・私発。

2017-10-22:
夢: わたしは写真等にホテルの浴室部屋わたしがその浴槽に裸で浸かりながら着衣の女2人に振り向いて話しているというような絵を視た。わたしは‘ それは夢だったんだ! そんな女たちはここにはいなかったから ’と思っている。
それとは別に、室外通路片側に仕事用に持ち込まれたような段ボール等が( 40cm立方程,畳まれたまま )置かれた。そのひとつの表面には薄緑にロゴマークのようなものがあった。
〔 これらにもわたしはその場と状況に気付いてはいなかった。そこでは別の“ 記憶 ”にだけ‘ 夢だった ’と言っている、そんな逆転した絵だった。
私は今日もパソコンのキーボードに平仮名50音の慣れない配列ためしている。私はそのキーボードに平仮名等を視ないで打とうとしている。私が文章的に打つ上でのパターン等という何日間分かの習得は在るが、いざ特定のキーは?と想い出そうとしても即に連想が働かない。それらは現在のところ私の打ち順という脈以外には無いからだ。私は夢でのこれも同じだと思った。或る場面に‘ あれは夢だった ’と言いながら同時この現在場面に判断つけようとはしなかった。
段ボール等には私はその場では見えなかったのだが、薄緑の形に‘ フジカラーの仕事場で使われていた物 ’と連想しかけたのかもしれない。そう思うと、‘ 別の夢 ’という絵の設定が“ 写真 ”として表れていたというのも象徴的に意味があったかも分からない 〕。

・‘ それは夢だ ’のとき、対称に‘ これも夢だ ’と言ってみる。

2017-10-23:
夢: 道路際( 反対車線 )歩道側にみると道路上ボックス天板に黒っぽい団子等みたいなものの串に何本かが一緒に置かれてある。なんだろう? その先に大きさ工事用警告灯くらいに同じ形のものが何本かに土で捏ねられた団子等のよう。わたしは不意に素っ裸で歩いていると気が付いて引き返そうとする。
〔 私が寝床で便所の用を堪えていたのが原因かもしれないが、どうして‘ 団子 ’だったのだろう? 人は“ うん ”を我慢したものかもしれなかったが、どうして‘ 夢自体 ’だと思い付かなかったのだろう 〕。

私は寝床に気が遠退かないように私の頭の中に‘ ゆめみのじっせん [ リターン ] ’と一文字ずつ平仮名キーボード上に繰り返し打ちながら、その隣のキー・そのまた隣のキーと辿ろうとしていた。じきにそれらキー等すべて私の頭の中に想いだせるようになるだろう。( 思えば私は一度も記号等含めてそれらすべての配置と憶えたことが無い。)

2017-10-24:
私は朝方神的なマニピュレーター( 操作者 )に由る‘ 明晰夢 ’と記した。私は本当に( 99年‘ 夢見の実践 ’での最終更新に戻ったかのように )しんとした。私の人間側だというウソが妨害するならそれをやめる。