普通の夢記録

2023-10-09:
裸で屋外に歩き回っている。周りに女の子なんかいると困るなと思いながら(案外だれも騒ぎ方は無かったが,)仕方なかった。
[ 前日,ちょうど雨が降っていたが日曜時間の図書館は17時までだったので,私は仕方なく裸足で歩いた( 運動靴が無い,革ブーツは浸水する度に裸足よりも気持ち悪い,自転車はこれ以上錆びたら使えなくなる。それで私は踵打ち(刺激)兼ねてK図書館まで歩いた。自動車道の平らな面でなら普通に歩けるが,砂利小石の出ているタール歩道などでは余り長歩きできない- )その記憶か印象が“裸”を喚起したのだろう。]

( 前頁にまとめて書こうとした方向とは関係無さそうだが,)私はもう“夢の観念”に対称をしたり自身の体を意識したりも無くなっていたので,これはちょうど若い頃にみた夢のようだ。詰まり,例の放射状線に見てみれば,自身の“裸”であると(表面的に)逆向き意識的な状況だった。

これを明晰化するためには,もうひとつ視点的である条件が必然となる( 完全な明晰夢見の視点に拠ったとしたら,この文脈は夢見-意識よりも後退したところからの逆順に過ぎない. )
私は“外部のもの”を持たないと言い,二重の対象物は無くなった。一見反発するものに何か拘泥わるとしたら,それは何自身の問題だ。

2023-10-11:
..閉店時刻間際デパートメントストアー等のような屋内,他の客たちも歩いていた。エスカレーターで下りかけた時(わたしは)両手に木製ボートのような形の物を縦置きにして支えていた。その内側には網の張られたような[黒っぽい太めの(なんの材質か)柔らかい網みたいなものだった。ちょうど私の両手で支えている側に近いその内側に,]やや垂れ下がったか左右対称にたわんだ丸みの形が遇った。白人の男2人が近づき声を掛けてきた。彼らが“(その物を)くれ”と言いながらその網などに触ろうとしている,わたしは次に下りたフロアで休憩スペースのような所に警備員のような男ひとりが椅子に掛けているのを見かけて呼んだ。だが,その男は返ってからかうような口調でなにか言いかけた。

[ それで私は目が覚めた。わたしは警備員に厳しい態度を求めたのだが,それはニセモノだった。その意味を考えないわけにはいかない。
前夜私は閉店時刻まえの100円ショップに間に合うかどうか測っていた( その店はショッピングモールの上階に位置していた。昨夜私はそこではなく近めのショップで中国製西洋梨1缶小の代わりに4色ボールペン3本セットを買った。)夢の場面はそこではなく,見慣れない小綺麗なデパートメント内のようだった。“木製ボート”に付いていた“網”は(あとで想えば)女性用の衣類みたいかもしれないが,“男2人”が欲しがったように,どれも私の問題ではない。
ある警察官たちの“態度”が私にとってウソであったように,本質的-問いは,いつでも同一性-非同一性の( 例に,忘れられた幼児時代など )明らかにしようとする試みである。
私はまた1周して元-普通の夢記録に戻ったかのようだ。]

2023-10-12:( 無論 )
“私”との同一性をやめなければ夢見の試みは進展しないだろう.. [ そう思いつつ.,テレビ画面に目を向くと,ちょうど探偵推理ドラマのその初老の探偵役が,(犯人たちに向かって)時折弱さを吐露したかのように“ 彼は- ”と称していた。あるいは昔女子などには特定姓名にならないからなのか,“わたし”と称さないような不明な呼び名も多かったのだろう。私の名前で人生を生きることは,ある国の生来を根拠にするというのと同じだった。
私はやめようとした。“誰か”ではない。どの道もぜんぶニセモノだと見棄ててしまえばいい.. 誰かの何かや,“私自身の信じるもの”でいなければいけない理由が在る? もし一晩だけでも“私”についてのすべての同一化を一切否定しようと試みることがあったなら,更に“関係したがり”の無駄な努力はその反面に報いたものであったのかどうか,確かめられなければならない。
しかし,既に言い返すまでも無く,あらゆる同一観は無為だ。]

食べないという選択肢 -(予知的イメージ無し,):同日

2023-10-13:
( 意-注-的に )気を失ってみる
(更に)意識不明をしてみる[ 逆接的方法 -
(前)( ぼんやり最中に )気がつく :2021-01-02,
あえてぼんやりしてみる :2021-09-03,

2023-10-14: 視念的

2023-10-15: なんのニュース?
昨夕私はK図書館のインターネット席にいた。例に健康関係の検索とメモを繰り返していたのだが( “ 生海苔を消化できるのは日本人だけ ”-?など, )そのあいだに(なんの脈絡も無く,不意に)“イランが参戦する”と言ったようだ。そんな-(捨て身でやれるわけ無いのに?)と思った。次に“それは去年の話だ”とも言い添えていた。
仮にあとで何か遇ったら一応符合的な確認が要るな-と思い,即時刻をみたら17:49だった。(-同時のニュースだとしたら?)私はその時ニュースソースも何も視てはいなかったので,誰だ?と言いかけた。
しかし,私は本気にはできなかったようだ。もう一度も(戦争には)検索しなかったのだから。

2023-10-19: 普通の夢記録
[ 水のアトラクション(見世物)施設の一か所 ]..次は,“ 十戒 ”で有名な,海の水が捌けるシーン.. その水面にみた処,暗い-溜め置かれたような水( 小規模なプールのよう. )その水位が急に下がり,向こう側の白っぽい人工的な壁は現われたが,3つ並んだ排水口というよりは(その上部円形の)出入口みたいな形。
..道路上に進んでいる(視界)突如その道幅の半分に停止中の車両などが塞いでいた。避けながら反対車線に移りかけて(視界が無いので抜けられない,)横に振り向いてその邪魔な側に近いなにかの出入口へと見た処,中に仏教僧侶たちのような歩きの姿が遇った。

(上記のどちらも)宗教に関した絵のようだ。“暗い水”の理由は不明。
2つめ,私は自動車運転できないが,自動車には身体性の関わりが生じる( 身体的意識させる要素と運動.. 昔から“自動車”は性行動との関わりだといったひともある。)
しかし危険を避けるために手前の判断を要する。片側に振り向いてみたら坊さんたちがいたので,あたかも視覚的に同じ物品が複数みえたときのように,対称性が生じたのかもしれない。そこで夢自体より覚めた。

2023-11-18:
屋外の比較的に開けた所。対面に現れた,中年か初老の男性ひとり( 見慣れない,他人の顔。少し背が高い,普通の服装。)こちらに向かって歩いてきたところ,なにか寺の名とその住職の名のような名乗りをした。その発音からは字面が判らなかったので,こちらから発音を確かめるようにして繰り返し聞き返してみた( その度に同じ応えだった。)
[ その名乗った人が本当にどこかに居るのでは?と思われたが.,私は考え直して,その受け答えに(相手の応えが不自然ではなかった点-)不審が起きた。仮にこれら自体と“ 夢だ ”(その場に,もし)覚っていたら,おうむ返しにはしないで何なのか見ようとしただろう。]

2023-12-05: 久しく無かった“悪夢”の類い;
..家の玄関前,夜道に歩き出たかのような処(その左側に振り向きみた瞬間-)2つ左右対称に並んだ真っ暗い(子どもくらいの,小さな)影のように,フードのようなものでそっくり上部の覆われた頭部の見えない姿が,近づいてきた。慄きは遇ったが,こちらの身をかわすようにして避けながら,なにもできなかった。“かれら”は通り過ぎて角を回った。私は脅えるよりも冷静に対処しようと,やや慌てた口調“ ..ここに警察を呼んで下さい, ”と(むしろかれら自身に言うようにして)言った。
[ ..再び,同じ玄関前に出かけた処,夜間- ]視野の左上に突如,人の靴履き両足のようなもの,ぶら下がっていた。ぎょとして見上げたところ,男性スーツ姿のようだが( 妙に厚みが無いので,その衣服上下だけが物干しに掛けられたかのように中空に )引っ掛けられてあるかのようにみえた。その瞬間(わたしは)“あー!”と声に発していた。
[ 昨晩テレビ“ マリウポリでの20日間 ”という非常に生々しいドキュメント番組が遇って,久々に心動かされる感じではあった。しかし,あの夢の内容はそのようなメディアとは無関係の領域みたいだった( 私自身にも心当たりの無い,突然な印象だった。)
“ フードで覆われた黒い姿2つ ”という特徴としてみれば,(以前-)ある夢での“ 路上,横向きの奇怪な影2つ ”との関連は見られるかもしれない。]

黒いフード付きの長衣姿が横向きに立っている..( 身体と影:2018-10-27, )